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欠陥住宅の作り方

200年住宅とは?

200年住宅(超長期優良住宅)とは?

200年住宅政策(超長期優良住宅)とは、国が提案している住宅産業界の新しい政策のひとつです。国は不況になるとまず建設業界や住宅産業業界に様々なテコ入れが入ります。例えば住宅ローン減税もその一つで、消費者にとっては購入時の大きな検討事項に入ると思います。また業界営業マンにとっても、今が購入の時期ですよと折衝がしやすくなります(笑)。
事実そのような政策で着工数の増加や、新築近隣の周囲活性化など結果を出してきた事実も否めません。ですが今回の200年住宅という政策(考え方)は、これまでのものとは違っていると個人的に思います。

そもそも日本の木造住宅の平均寿命は30年を切ると言われています。住宅購入の主な手段の住宅ローンが最長35年(現在は50年の案もあると聞いてます)ですから、購入後にしばらくして価値のないものにローン返済をしていくケースが非常に多いわけです。
これには様々な意見や見解をお持ちでしょうから、何が正しいとは私にもわかりません。ですが、私は工務店を生業としていますから、その観点で話をしたいと思います。
私は今回の政策は正しいと言うより、ごくごく当たり前の事だと思っています。なぜなら住宅は一生涯に一度の高価な買い物ですので、そもそも超長期の耐久年数をもっているべきだと考えています(あくまで基本性能)。何千万円もするものが15年程で価値が無くなってしまう、また20数年しか耐久性が無いなんてばかげた話です。

リビング写真あまり業界になじみのない方や、住宅購入の消費者には“200年なんて住まないから必要ない・・・”とか、“数世代に渡って同じ家に住む習慣がないから・・・”と思っている方も多数いらっしゃると思います。しかしこの超長期優良住宅とは“200年そこに住みましょう”ということではなく、あくまで耐久性能をもった基本性能の高い家を創りましょうと言っていることだと私は捉えています。(当たり前の事なのですが、これまで出来ていない業界でした)
当然そこに住む人の住環境や生活スタイル全てが違っていて、同じものは一つもありません。しかしながら皆に共通して言えること、“家は生活する上で必要不可欠であり、住む家に家族と共に安らぎを求めている”ということです。ですから、安らげる場所が超長期の耐久性能を保持するのは当然だと思います。

超長期の耐久性能を持つということは、何も構造躯体のみがしっかりしていればいいというわけではありません。前述のように様々な生活スタイル(しかもそれが経年により変化する)があるので、お客様ひとりひとりとじっくりと打ち合わせを行う。それにより納得の頂ける設計プランを作成する。またその設計プランが出来る限り変化に対応するものにする。実際に工事に入れば、設計図通りの工事が出来るか?御引き渡しの後、お客さまの良きパートーナーになれるか?その先の良き相談役になれるか?
このような細部に渡る部分を含めてお客様と一緒に家を創る。これが耐久性能を兼ね備えた超長期優良住宅だと思います。

日本の就業状況や生活スタイルまた国民性を考えると、国が考えているような中古住宅市場の活性化やきれいな街並み計画はしばらく先の話かもしれません。
しかしながら、高耐久性で資産価値の高い家を世に送り出すことが私たちの使命であると思います。またそのような価値の高い家であれば、時期がきたらただ壊すという選択肢だけでなく、リフォームや転売また賃貸など選択肢が広がります。そのなかで皆様は最善策を選択できる権利をもてることになりますので、大変素晴らしいことだと考えます。

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